利用しやすい公共交通探る 小浜市で実証実験へ

高齢化が進む中、住民が利用しやすい公共交通機関のあり方を考える会議が小浜市で開かれ、10月以降、乗り合いタクシーや新たなバスの実証実験を行うことが報告されました。

小浜市役所で開かれた会議には、市の老人クラブ連合会や商工会議所などからおよそ20人が参加しました。
はじめに市の担当者が現在のコミュニティバスは利用者が年々減っているとして、住民が利用しやすい交通機関として、10月から3か月ほどの間、予約型の乗り合いタクシーを運行する実証実験を行うことを説明しました。
乗り合いタクシーは市内に設ける80か所の停留所の中から乗る時間や乗り降りする場所を予約すれば利用できるということです。
また、ことし11月から1か月間、市役所や病院、スーパーなど中心部にある利用者の多い施設をめぐる新たなバスの実証実験も行うということです。
いずれも実証実験の期間は無料で運行するということで、市はどのくらいの住民が利用するかや1人あたりの輸送コストなどを検証し、公共交通機関の見直しをどのように進めるか考えたいとしています。
小浜市新幹線・交通まちづくり課の角野覚課長は「公共交通は高齢者などの重要な交通手段となっているので、実験を通じて持続可能な形の公共交通を探りたい」と話していました。