子どもの医療的ケア 支援センターが福井市に開設

人工呼吸器の使用やたんの吸引など、医療的なケアが必要な子どもやその家族への支援を充実させるため、県は1日、福井市に支援センターを開設しました。
これは、去年9月に「医療的ケア児支援法」が施行されたことを受けて県が設置したもので、支援センターが併設される福井市の「育ちのクリニック津田」に1日、看板が設置されました。
支援センターでは、子どもの医療的ケアに専門知識をもつ医師や看護師が、家族からの日常生活の相談に応じるほか、学校や保育所、福祉施設などで必要な支援が受けられるよう調整することになっています。
12歳の娘とともに支援センターを訪れた大野市の40代の母親は、「子どもの進路などわからないことが多いので、相談できる場所があると助かります」と話していました。
県によりますと、県内では病気や障害などで人工呼吸器の使用やたんの吸引などが欠かせない医療的ケア児と18歳以上の医療的ケア者が、去年4月の時点でおよそ200人いるということです。
支援センターの責任者を務める津田英夫医師は、「医療と教育、労働、福祉をそれぞれつないで、支援先を紹介するだけでなく、その子に応じた支援を一緒に考えていくセンターを目指したい」と述べました。