甲状腺の被ばくを抑える「安定ヨウ素剤」薬局での配布開始

原子力発電所での事故の際、甲状腺の被ばくを抑える「安定ヨウ素剤」は、県内では住民向けの説明会の会場でのみ事前配布されてきました。
11日からは指定された薬局でも配布されることになり、さっそく住民が「安定ヨウ素剤」を受け取っていました。

「安定ヨウ素剤」は県内では原発からおおむね5キロ圏内の住民を対象に、県と自治体が開く説明会の会場で事前配布されています。
説明会に参加できなかった人などを対象に、11日からは指定された薬局で配布が始まり、高浜町にあるドラッグストアでも受け付けが始まりました。
薬剤師は訪れた人に対し、ヨウ素に過敏症がある家族がいないことなどを確認したあと、「安定ヨウ素剤」を手渡していました。
5年前に配布された「安定ヨウ素剤」は7月末が有効期限となっていて、この店舗でも住民が次々と交換に訪れていました。
交換に訪れた50代の女性は「日時が決まっている住民説明会と比べて、自分が好きなときに交換できるので助かります」と話していました。
またドラッグストアの薬剤師は「住民からの問い合わせが相次いでいたので薬局配布への関心が高いと感じます。アレルギーがないかなどをしっかり確認してミスなく配布を行いたいです」と話していました。