国内最古の時代のイグアノドン類か 県立恐竜博物館など調査 

徳島県勝浦町で見つかった恐竜の化石がイグアノドン類としては国内では最も古い時代のものとみられることが、県立恐竜博物館などの調査でわかりました。
この時代のイグアノドン類はアジア全体でもほとんど見つかっていないということで、県立恐竜博物館では化石が見つかっていなかった空白の時代を埋める可能性のある重要な化石だとしています。

県立恐竜博物館と徳島県立博物館が去年10月から12月まで徳島県勝浦町の立川層と呼ばれる1億3000万年前の地層で共同で発掘調査を行ったところ、恐竜の骨と歯の化石が見つかりました。
詳しく分析した結果、骨の化石の関節の形が特徴的な六角形だったことなどから、草食恐竜のイグアノドン類の尻尾と歯の化石だとわかったということです。
またこれまで国内で見つかっているイグアノドン類の中では最も古い時代のものと確認されたということです。
この時代のイグアノドン類はアジア全体でもほとんど見つかっていないということで、県立恐竜博物館では非常に重要な発見だとしています。
県立恐竜博物館の柴田正輝主任研究員は「今回の発見が化石の見つかっていなかった空白の時代、ミッシングリンクを埋める大きな発見になるのではと期待しています」と話していました。