グアムから成田空港への旅客機が一時緊急事態宣言 けが人なし

7日午後、グアムから成田空港に向かっていたユナイテッド航空の旅客機が、主翼の装置にトラブルがあったとして一時、緊急事態を宣言したあと、着陸しました。
けが人はありませんでしたが、航空会社が原因を調べています。

国土交通省成田空港事務所によりますと、7日午後2時10分ごろ、グアムから成田空港に向かっていたユナイテッド航空の840便、ボーイング737型機のパイロットから「フラップにトラブルがあった。緊急事態を宣言して着陸する」と連絡があったということです。
フラップは機体が浮き上がる力などを制御する主翼の装置で、誘導路などに消防車15台が出て警戒にあたりましたが、緊急事態の宣言は着陸直前になって取り消されて乗客142人と乗務員6人にけがはなかったということです。
この影響で、A滑走路が数分間閉鎖されましたが、運航に大きな影響はありませんでした。
航空会社が機体のトラブルの原因を詳しく調べています。