息子の首絞め殺そうとした疑い77歳父親逮捕 息子死亡 千葉

4日夜、千葉県長生村の住宅で、同居する息子の首をコードで絞めて殺害しようとしたとして、77歳の父親が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
息子はその後死亡し、警察が詳しいいきさつを調べています。

警察によりますと、4日午後8時半ごろ、千葉県長生村信友の住宅で「子どもを殺した。首を絞めた」と通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ、1階の廊下で40代ぐらいの男性が意識のない状態で倒れているのが見つかりました。
男性は病院に運ばれましたがおよそ2時間後に死亡が確認され、警察は、通報した父親の平之内俊夫容疑者(77)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し、「息子の首をテレビのコードで絞めて殺そうとしたことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
容疑者は、妻と息子と3人で生活していたということで、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べることにしています。

近くに住む女性は「もともと空き家で最近引っ越してきたようです。数週間前にトラックが来て表札も変わっていました。その後、人の出入りはあまりなかったが夜でも明かりがついていて若い人が引っ越してきたのかと思っていました。私の息子が4日夜に泣くような叫ぶような声を聞いていました。そのあと救急車が来ていました」と話していました。