千葉県 昼すぎにかけ激しい雨のおそれ 土砂災害など十分注意

千葉県 昼すぎにかけ激しい雨のおそれ 土砂災害など十分注意

前線と低気圧の影響で千葉県ではこのあと数時間は雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
今月18日の大雨で地盤が緩んでいる地域があることから気象台は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

銚子地方気象台によりますと、日本の南には前線が停滞していて前線上の低気圧がこれから夕方にかけて伊豆諸島付近を通過する見込みです。
関東甲信はこの先1週間雨や曇りの日が多くなると予想され、気象庁は午前11時に「関東甲信地方が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。
千葉県では温かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっていて午前10時までの1時間には千葉県が館山市に設置した雨量計で15ミリのやや強い雨を観測しました。
県内では、このあと数時間は雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
22日昼までの24時間に降る雨の量は多いところで、南部で80ミリ、北西部と北東部で60ミリと予想されていて、雨雲が予想以上に発達した場合には警報級の大雨になるおそれがあります。
今月18日の大雨で地盤が緩んでいる地域があることから、気象台は大雨による土砂災害のほか、低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

千葉県富津市では午前11時半ごろ雨が音を立てて地面にたたきつけるように降っていました。
富津市にある金谷港付近では、商業施設に訪れた人たちが、傘を差して足早に車に乗り込む姿などが見られました。
また、道路にも水たまりができていて、車が大きな水しぶきをあげながら走っていました。