千葉 鴨川 市原 大雨による土砂崩れで国道と県道が通行止め

18日の大雨の影響で千葉県鴨川市と市原市では、道路沿いの斜面で土砂崩れが発生し、国道と県道がそれぞれ通行止めになっています。

千葉県によりますと、鴨川市を通る国道128号・天津バイパスのトンネルの入り口付近で19日未明、道路脇の斜面の土砂がおよそ15メートルにわたって崩れているのが見つかりました。
崩れた土砂は片側1車線の道路を塞いでいて、県は周辺の2.2キロの区間を当面通行止めにしてう回するよう呼びかけています。
また、市原市国本でも、県道・大多喜君津線のトンネルの入り口付近で道路脇の斜面から崩れた土砂が道路を塞ぎ、県は周辺の2.1キロの区間を通行止めにしています。
県によりますと、この土砂崩れによっていずれも孤立した集落はなく、けが人もいないということです。
県は道路を塞いでいる土砂の撤去を急ぎ、応急的に片側通行での復旧を目指すとしています。
千葉県内では、18日午後11時までの24時間に館山市で137ミリの雨を観測し、県の北西部や南部では大雨警報が出されました。