夏の全国高校野球千葉大会 第3試合原則開催せず 暑さ対策で

夏の全国高校野球千葉大会 第3試合原則開催せず 暑さ対策で

夏の全国高校野球の地方大会の日程が各地で発表され、このうち千葉では暑さへの対策として、午後から始まる第3試合を原則として開催しないことになりました。

夏の全国高校野球の代表校を選ぶ地方大会は今月下旬から各地で行われますが、千葉大会ではことしから各球場では原則、午前9時開始の第1試合と午前11時半開始の第2試合だけ実施し、去年まで行われていた午後開始の第3試合は開催しないことになりました。
千葉県高校野球連盟によりますと、最も気温が高くなる午後の時間帯の試合をできるだけ避けるのが目的で、第1試合や第2試合でも給水や冷却のための中断時間を設けるということです。
一方で、ZOZOマリンスタジアムなどでテレビ中継が予定される日は、一部で第3試合も組まれているということです。
首都圏の1都3県の高校野球連盟によりますと、神奈川では球場の数に余裕があるため以前から1日2試合の開催が通常となっている一方、東京と埼玉では3試合の日程が多いということです。
暑さ対策を巡っては、甲子園球場で行われる夏の全国高校野球でも、開幕から3日間、試合を午前と夕方に分けて行う2部制がことし初めて導入されることになっています。