千葉 詐欺警戒情報(5/27)

千葉 詐欺警戒情報(5/27)

千葉県警本部によりますと、5月23日までの1週間に県内で確認された特殊詐欺の被害は23件で、被害額は7600万円あまりでした。

被害があった地域は千葉市と船橋市で5件、柏市で3件、松戸市で2件、茂原市や我孫子市、館山市などでそれぞれ1件となっています。
ことし4月、市川市に住む70代女性の自宅に息子を名乗る男から「暗号資産の投資で損失を出したので100万円用意してくれないか」と電話がありました。
声色がふだんと違うと感じましたが、最初に「かぜをひいた」と話していたことから、息子だと信じた女性はすぐに近くのATMで100万円を引き出し、息子から頼まれたという男に渡してだまし取られました。
警察によりますと子どもや孫など、家族を名乗って電話をかけてくる「オレオレ詐欺」の被害が今もあとを絶ちません。
声の違いを怪しまれないように「かぜをひいている」とか「のどの手術を受けた」などというのは詐欺グループの常套手段です。
電話でお金の話が出たら理由がなんであろうと詐欺を疑ってすぐに電話を切って警察や家族に相談するようにしてください。
固定電話は常に留守番電話の設定にして詐欺グループとの通話を避けることも有効です。