「母の日」を前に 青紫色のカーネーション出荷 千葉 芝山町

今月12日の「母の日」を前に、珍しい青紫色のカーネーションの出荷作業が千葉県芝山町で行われています。

成田空港に近い千葉県芝山町にある作業場では、毎年この時期、都内にある種苗会社が南米から空輸した珍しい青紫色のカーネーションの出荷作業に追われています。
カーネーションは赤やピンクが一般的ですが、この会社ではおよそ30年前に世界で初めて青紫色の品種を独自に開発し、一年を通して栽培に必要な日照があるコロンビアやエクアドルで生産しています。
1日は、花に傷がないかなどをチェックした後、深みのある濃い色合いや淡い色合いなど4種類のカーネーションを種類ごとに箱に詰めていました。
会社によりますと作業のピークは大型連休明けまで続き、母の日に向けておよそ50万本を出荷するということです。
「サントリーフラワーズ」切花事業部の高田菜津子さんは「花言葉は『永遠の幸福』で、日持ちもするので、感謝の気持ちを長く深く刻んでもらえる花です。ぜひお母さまに送ってみては」と話していました。