千葉 詐欺警戒情報(4/22)

千葉 詐欺警戒情報(4/22)

千葉県警察本部のまとめによりますと、4月12日から18日までの1週間に県内で確認された特殊詐欺の被害は18件で、被害額は1870万円あまりでした。

被害があった地域は、船橋市で6件、千葉市で3件、香取市で2件などとなっています。
3月、流山市の80代の女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「還付金の書類を送ったが、まだ返信をもらっていません。手続きをするので金融機関を教えてください」と電話がありました。
女性は利用している銀行の名前を伝えたところ、今度はその銀行の行員を名乗る男から電話があり、「キャッシュカードが古いので新しい物に交換する必要があります。職員が自宅を訪問するのでカードを渡してください」と言うのです。
男が雑談を続けたため女性は電話を切ることが出来ず、その後、自宅に来たスーツ姿の男にカードを渡したところ、口座からおよそ50万円を引き出されだまし取られました。
銀行員や自治体の職員などを装って「キャッシュカードを取り替える」などと電話をかけてくるのは、「預貯金詐欺」と呼ばれる特殊詐欺の手口の1つです。
詐欺グループは、あなたから暗証番号を聞き出して口座から金を引き出そうとします。
キャッシュカードに関する電話があったらいったん電話を切って、警察や家族に相談してください。
固定電話は常に留守番電話の設定にして詐欺グループと話すのを避けることも有効です。