台湾付近の地震 成田空港から台湾に向かう乗客は

3日午前、台湾付近を震源とする大きな地震があり、気象庁は沖縄県の宮古島・八重山地方と沖縄本島地方に発表していた津波注意報を正午にすべて解除しました。
気象庁は今後しばらくは多少の潮位の変化が続くと考えられるため、海に近づく際は十分気をつけるよう呼びかけています。

台湾で大地震が起きたことを受けて成田空港の出発ロビーでは、これから台湾に向かおうとする乗客からは影響を心配する声などが聞かれました。
台湾から旅行で日本を訪れていた女性は「空港に向かうバスの中で地震のことを知りました。すぐに台湾にいる母親に電話して、無事を確認しました。飛行機は予定通り飛ぶようなので、早く帰りたい」と話しました。
建物が崩れるなどの被害が出ている台湾東部の花蓮県在住で、日本を訪れていた男性は「私の家は大丈夫でしたが、ショックです」と話していました。
また、友人と春休みを利用して台湾旅行を計画していた大学生は「空港に向かっている途中で地震のことを知りました。余震なども怖いのでキャンセルをしました。残念ですが、現地で地震にあうよりは良かったと思います」と話していました。