千葉県 風雨強まり荒れた天気 高波に警戒し強風注意 黄砂も

前線と低気圧の影響で千葉県内は雨、風ともに強まり、荒れた天気となっています。
夕方にかけては風が強く海上は波が高い状態が続くため、気象台は、高波に警戒するとともに強風にも十分注意するよう呼びかけています。

銚子地方気象台によりますと、低気圧が発達しながら日本海を進むとともに、低気圧からのびる前線が関東を通過しているため、県内は雨、風ともに強まり、荒れた天気となっています。
銚子市では午前9時10分すぎに25メートルの最大瞬間風速を観測しました。
県内では、このあとしばらくは沿岸を中心に非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は北東部と夷隅・安房の海上で23メートル、陸上で18メートル、北西部と君津の海上で20メートル、陸上で18メートルと予想されています。
海上は夕方にかけてうねりを伴って大しけが続く見込みです。
気象台は、高波に警戒するとともに、強風に十分注意し、雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。
また、29日夜から31日日曜にかけては、黄砂が飛来して見通しが悪くなるおそれがあり、交通への影響などにも注意が必要です。