犬吠埼灯台150年 レンズなどを特別公開 千葉 銚子

明治7年の初点灯から150年を迎える千葉県銚子市の犬吠埼灯台で、各地の灯台で使われていたレンズなどを特別に公開する催しが開かれました。

国の重要文化財に指定されている銚子市の犬吠埼灯台は、全国に16ある上ることのできる灯台の中で見学者がもっとも多く、ことし11月15日で初点灯から150年を迎えます。
23日は「春の犬吠埼灯台まつり」が開かれ、元官舎を利用した特別展示室では全国の灯台で実際に使用されていたレンズのほか、船が位置を知らせる時などに使う号鐘と呼ばれる鐘などの貴重な資料が特別に公開されました。
このほか灯台に隣接する資料館では地元の作家が古い大漁旗で作った小物入れやハンカチなどが販売され、見学に訪れた人たちが買い求めていました。
灯台の歴史や資料を管理する「燈光会犬吠埼支所」の浦島弘巳さんは、「灯台に興味がない人でも説明をすることで興味を持っていただけるのは非常にうれしいです」と話していました。