「東京湾フェリー」運行再開も船修理のため当面は減便運航

千葉県富津市の金谷港と神奈川県横須賀市の久里浜港を結ぶ「東京湾フェリー」は、20日、船が強風にあおられて岸壁に接触し、かじが壊れたため、運航を休止していましたが、21日夕方から運航を再開しました。
船は修理が必要なため、当面、便数を減らして運航することにしています。

東京湾フェリーによりますと、20日午後5時ごろ、金谷港行きの「しらはま丸」が着岸しようとしたところ、強風にあおられて岸壁に船尾が接触し、かじが壊れたということです。
このとき、乗客と乗組員あわせて15人が乗っていましたが、全員けがはなく、下船したということです。
この影響で東京湾フェリーは20日の午後5時以降の便から運休していましたが、21日、久里浜港を午後4時15分に出発する便から運航を再開しました。
ただ、今後、「しらはま丸」の修理が必要で、運航できる船が2隻から1隻に減るため、これまで1時間に1往復していたダイヤを、当面は2時間に1往復に変更して運航するということです。