郷土料理「太巻き寿司」の作り方学ぶ教室 東金市

来月のひな祭りを前に、千葉県の郷土料理「太巻き寿司」の作り方を学ぶ教室が、千葉県東金市で開かれました。

「太巻き寿司」は、冠婚葬祭や地域での催しの際にふるまわれてきた千葉県の郷土料理で、具材を使って断面が絵になるように作ります。
28日は東金市の公民館に、地元で普及活動を行っている「東金太巻き寿司研究会」のメンバー10人が集まり、ひな祭りにちなんだ絵柄のすし作りに挑戦しました。
でんぶで色づけした酢飯やかんぴょうや野沢菜、それに子ども向けにチーズなども使いながら、10センチ余りの太さに巻いて包丁で切っていくとおびなやめびな、桃の花などひな祭りにちなんだ絵柄が浮かび上がりました。
指導にあたった原秀子さんは「太巻き寿司はできあがりをイメージして巻くのがコツで、季節の花の絵柄を作るのが楽しいです」と話していました。
参加した女性は「太巻き寿司を作り始めて10年目ですが、おびなとめびなを作ったのは2回目です。友達にあげると喜んでくれます」と話していました。