千葉 詐欺警戒情報(2/26)

千葉 詐欺警戒情報(2/26)

千葉県警察本部のまとめによりますと、2月17日から22日までの6日間に県内で確認された特殊詐欺の被害は14件で、被害額は2215万円あまりでした。
被害が多かった地域は市原市と浦安市でそれぞれ3件、船橋市と松戸市でそれぞれ2件となっています。
1月下旬、香取市の80代の女性の自宅に息子をかたる男から「会社の女性と不倫をして妊娠させてしまった。示談するために300万円が必要で、消費者金融で借りようと考えている」と電話がありました。
女性は息子を助けたいという思いで150万円であれば渡すことが出来ると伝えたところ「手続きをしている弁護士事務所の人に代わりにお金を渡してほしい」というのです。
女性は電話で指定された駅に向かい、話しかけてきた男に現金を渡してだまし取られました。
その後、女性が息子の携帯電話に連絡して被害に気付いたということです。
子どもになりすましてお金を要求する「オレオレ詐欺」は今も多く発生しています。
詐欺グループは「不倫相手が妊娠した」、「仕事で大きなミスをした」などとほかの人に相談しづらいうその話をでっちあげ、家族を助けたいと思うあなたからお金をだまし取ろうとしてきます。
お金に関する電話があったらまずは詐欺を疑い、一度電話を切ってから、自分が知っている家族の番号に電話をかけたり警察に相談したりするようにしてください。
固定電話は常に留守番電話の設定にして、詐欺グループとの通話を避けることも有効です。