京葉線ダイヤ改正 千葉 神谷市長“できるだけ早期に復元を”

ＪＲ京葉線のダイヤ改正を巡る問題で、再検討を求める要望書を提出した千葉市の神谷市長は「来月の時点ではいったん改正されると思うが、できるだけ早期に利便性が維持されるダイヤに復元してもらいたい」と述べました。

ＪＲ東日本が来月のダイヤ改正で京葉線の快速と通勤快速の運行を朝と夕方以降に取りやめるとした問題では、千葉市と木更津市、茂原市、東金市など京葉線や直通列車が通る２０の市と町が連名で、ＪＲに対しダイヤの再検討などを求める要望書を提出しました。
要望書の提出について千葉市の神谷市長は９日の記者会見で「２０の市と町が東京まで速く到達できる利便性を維持してほしいと一致したことに意義がある」と強調しました。
しかし、来月のダイヤ改正についてはＪＲ側からシステム改修など物理的な制約があるという説明があったとして、「来月の時点ではいったん改正されると思うが、できるだけ早期に利便性が維持されるダイヤに復元してもらいたい」と述べました。
一方で、ＪＲ側からは今後の検討のなかで東京までの利便性について一定の配慮を行うとする発言があったことを明らかにし、「要望への対応について、今後何らかの説明があると考えている」と述べました。