飲酒運転容疑で検挙の中学教諭 停職6か月の懲戒処分 鴨川

千葉県教育委員会は、飲酒運転の疑いで警察に検挙された鴨川市の中学校の男性教諭を7日付けで停職6か月の懲戒処分にしました。
男性教諭は依願退職したということです。

停職の懲戒処分を受けたのは、鴨川市の市立中学校の56歳の男性教諭です。
千葉県教育委員会によりますと、男性教諭は去年7月、車を運転して帰宅する途中、コンビニエンスストアで500ミリリットルの発泡酒の缶を4本購入して飲みながら運転し、警察の検査で基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。
千葉地方検察庁木更津支部は先月24日に不起訴処分としましたが、教育委員会では指針に基づき7日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
教諭は「のどが渇いていて物事を考えられず飲んでしまった。学校および子どもたちに顔向けできないことをしてしまい、申し訳ない」と話しているということです。
教諭は7日付けで依願退職したということです。
県の教育委員会が今年度に出した懲戒処分はあわせて45件に上り、同じ方法で集計を始めた2004年度以降で最も多くなっています。