ひょうたんで手作り 来年のえと「たつ」の置物展 千葉 匝瑳

ひょうたんを使って手作りした来年のえと、「たつ」の置物の作品展が千葉県匝瑳市で開かれました。

匝瑳市の愛好家グループは毎年、この時期にえとを描いたひょうたんの作品展を開いていて、ことしは来年のえと「たつ」などを描いたおよそ150点が展示されました。
ひょうたんはグループが栽培した大小さまざまなもので、たつの絵に「招福」や「健康長寿」、「家内安全」など縁起のいい言葉が添えられています。
「たつ」の絵柄は比較的複雑だということで、メンバーでデザインを考え、作業はことし6月から始めたということです。
会場では作品の販売も行われ、毎年訪れているという女性は、「勤務している福祉施設の玄関に飾ろうと思っています」と話していました。
展示会を開いた下富谷ひょうたん民藝倶楽部の代表、加瀬功一さんは「ことしは戦争が各地で起こっていたので、来年は戦争を「絶つ・タツ」という思いを込めて、世界平和を実現してほしいと願っています」と話していました。