千葉県がインフルエンザ警報 手洗いなど感染対策徹底呼びかけ

千葉県がインフルエンザ警報 手洗いなど感染対策徹底呼びかけ

千葉県内でインフルエンザの患者が増加していることから、千葉県は13日「インフルエンザ警報」を出し、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

千葉県によりますと、今月10日までの1週間に、県が指定する205の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は6743人で、1医療機関あたりの患者数は、32.89人となりました。
前の週の23.87人から大幅に増え、国が定める基準値を超えたため、千葉県は今シーズン初めてとなる「インフルエンザ警報」を出しました。
県がインフルエンザ警報を発表したのは2019年1月以来です。
各地の保健所の管轄地域別に1医療機関あたりの患者数を見ると、市原市が56.45人と最も多く、次いで、君津保健所が管轄する木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の4市で51.31人、習志野保健所が管轄する習志野市、八千代市、鎌ケ谷市の3市で42.73人などとなっています。
県は、手洗いやこまめな換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。