12月1日までの1週間に特殊詐欺の被害は21件 千葉

12月1日までの1週間に特殊詐欺の被害は21件 千葉

千葉県警察本部によりますと、11月25日から12月1日までの1週間に、県内で確認された特殊詐欺の被害は21件で被害額は6330万円余りでした。
被害が多かった地域は、千葉市で7件、我孫子市、市川市、流山市でそれぞれ2件でした。

ことし3月、八街市に住む60代の女性の携帯電話にNTTファイナンスの社員をかたる男から「契約した有料サイトで料金の未納が発生しています」と電話がかかってきました。
女性は身に覚えがないことを伝えると「誰かが携帯電話に不正アクセスをしていました。たとえあなたが利用していなくても、示談金を払わなければ裁判になります」というのです。
女性は気が動転して、続けてかかってきた別の男の指示通りに、コンビニエンスストアで数回にわたりあわせて130万円分の電子マネーを購入してだまし取られてしまいました。
警察によりますと、県内ではNTTファイナンスを名乗り、電話やショートメッセージでありもしない利用料金を要求する架空請求詐欺が多く発生しています。
詐欺グループは裁判になるということばなどを使ってあなたを慌てさせます。
心当たりのない請求は詐欺を疑い、電話をいったん切って、すぐに警察や家族に相談するようにしてください。