正月飾りの門松づくりが最盛期 千葉 東庄町

正月飾りの門松づくりが千葉県東庄町で最盛期を迎えています。

東庄町を含めた千葉県北東部とその周辺は青竹や園芸用の若松が栽培され、正月を前にしたこの時期は毎年、門松づくりが盛んに行われます。
町内で造園業を営む山田博志さんの工房ではことしも秋から準備を始め、1日からは本格的な作業を始めています。
30人余りの作業員がこもを巻いた土台に高さの異なる3本の青竹を立て、若いクロマツは高さをそろえ、3段にさしていきます。
ことしは高さ1メートル余りから2メートル40センチのものまで9種類の門松をおよそ1000対、製作することにしていて、来週以降、首都圏向けに出荷するということです。
門松づくりに携わって5年という作業員の男性は「見栄えするようバランスよく配置することを心がけています」と話していました。
山田さんは「ボリュームを持たせながら3段に仕上げることにこだわっています。門松を飾り、健やかで希望に満ちた正月を迎えていただきたい」と話していました。