千葉県 インフルエンザ 受診患者数が全国で2番目に多く

千葉県 インフルエンザ 受診患者数が全国で2番目に多く

インフルエンザの感染状況について、今月8日までの1週間に医療機関を受診した患者の数は千葉県で1医療機関あたり21.08人となり、全国の都道府県で2番目に多くなっています。
厚生労働省では例年より早く本格的な流行になる可能性があるとして注意を呼びかけています。

国立感染症研究所などによりますと今月8日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より2000人近く増え、4万9212人となりました。
1医療機関あたりの患者数は全国で9.99人で、このデータを元に推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ32万6000人となっています。
各地の都道府県ごとでは、いずれも1医療機関あたりの患者数で、沖縄県が30.85人と大きな流行が起きているとされる「警報レベル」の30人を超えたのに続いて、千葉県は21.08人となり、ほかの11の都県とともに、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の10人を超えています。
厚生労働省は、ことし2月以降、インフルエンザの患者が多い状態で推移していて、例年より早く本格的な流行になる可能性があるとしてすべての年齢の人に対して注意を呼びかけています。