「そごう東側のジュンヌ館購入し店舗充実させると説明受けた」

JR千葉駅前にある「そごう千葉店」をめぐり、千葉市の神谷市長は、11日家電量販店大手ヨドバシホールディングスの役員らから訪問を受け、東側の「ジュンヌ館」の土地と建物を購入し、今後、店舗を充実させていくと説明を受けたと明らかにしました。

これは千葉市の神谷市長が12日の記者会見で説明したものです。
それによりますと、神谷市長は11日、ヨドバシホールディングスやそごう・西武などの役員から訪問を受けたということです。
この中でヨドバシホールディングスは、これまでに「そごう千葉店」の東側にある「ジュンヌ館」の土地と建物を購入したことと、今後、店舗を充実させる方針で、具体的な内容やスケジュールを検討していることを説明したということです。
これに対し神谷市長は、まちづくりのほか期日前投票所の設置といった行政機能の一部を担ってもらう取り組みなど、これまで行ってきた連携を今後も強化していくことや、本館の「そごう千葉店」と「ジュンヌ館」のそれぞれの長所を生かし、にぎわいづくりや市民の消費生活を支える店舗展開を行ってほしいと伝えたということです。
神谷市長は、「ジュンヌ館がどういった店舗展開をするのか市民からも心配する声を頂いており、市もメッセージを発信してきたなかで、それを受け止めていただいたものと考えている。私からは、街の中でそごうが果たしてきた役割もあるので、まちづくりの面でもしっかり連携させてほしいと話をした。今後も引き続き、中心市街地の活性化の考え方について説明をするとともに、理解を求めていきたい」と話していました。