千葉 キャッシュレス決済で支払額の1割をポイント還元

物価高が続くなかで生活を支援しようと、千葉市は来月、市内の対象店舗でキャッシュレス決済をした人に支払額の最大10%分をポイントで還元する独自のキャンペーンを行うことにしています。

「千葉市生活応援キャンペーン」は、物価の高騰の影響を受けている市民の生活を支援し、消費を促そうと、来月1日から月末まで千葉市が独自に実施します。
市内のスーパーや飲食店などおよそ8500の店舗で、「AEON Pay」、「au PAY」、「d払い」、「PayPay」、「楽天ペイ」を使ってキャッシュレス決済をした人に、支払額の最大10%分をポイントで還元します。
還元の上限は、1回の決済につき1000円分で、それぞれの決済方法ごとに5000円分となっています。
千葉市によりますと、財源には全額、国の地方創生臨時交付金を活用し、総額10億円分の予算を使い切った時点で終了することにしています。
また、市ではキャッシュレス決済やスマートフォンの操作に慣れていない人にも利用してもらうため、各地で体験会を開催することにしています。
千葉市の神谷市長は「キャッシュレス決済を活用することで、事務経費をかけずに機動的に生活支援を行うことができる。できるだけ多くの人に利用してほしい」と述べました。