大雨で車が使えなくなった人を対象に車を無料で貸し出し

今月8日の記録的な大雨で、車が水につかり使えなくなった人などを対象に宮城県の支援団体が今月下旬から無料で車を貸し出すことになりました。

この取り組みは東日本大震災をきっかけに設立された「日本カーシェアリング協会」が寄付やボランティアを募って行っていて、今月下旬からは広い範囲が浸水した茂原市内で被災した人やその支援を行っている人に、燃料費のみ負担すれば無料で車を貸し出すということです。
貸し出される車は一般の人たちなどから寄付された乗用車や軽トラックなどで、来年1月末まで何度でも借りることができるということです。
車を借りるには、免許証や被災したことがわかる証明書や写真などが必要です。
事前に予約申し込みが必要で電話番号は050−5482−3677、日曜日と祝日を除き、午前9時から午後4時まで受け付けているほか、協会のホームページでも24時間、受け付けています。
日本カーシェアリング協会は「車を失うつらさはよく分かるので、ぜひ気軽に相談してほしいです。車を運ぶボランティアも募集しているので、お問い合わせ下さい」と話しています。