梨の出荷が最盛期 大学生たちが出荷作業を手伝う 船橋

梨の収穫量が全国で最も多い千葉県では出荷の最盛期を迎えていて、県内有数の産地・船橋市では、ボランティアの大学生たちが出荷作業などを手伝っています。

千葉県は年間2万トン余りを収穫する全国一の梨の産地で、最盛期は人手が足りなくなるため浦安市にある明海大学が農協と協定を結び、学生が出荷や販売をボランティアで手伝っています。
18日は船橋市豊富町の選果場で、学生たちが20軒の農家が収穫した「豊水」の箱を、等級や個数ごとに積み上げていました。
そしてJR西船橋駅前に設置された特設の売り場で「甘いですよ」などと声を出しながら、販売しました。
男子学生は、「箱は重くて大変ですが、売り場に並ぶまでの間に、たくさんの人が関わっていることを知ることができ良かった」と話していました。
JAいちかわ船橋梨選果場の積田賢一委員長は、「学生たちに手伝ってもらえてありがたいです。農作物に興味を持つきっかけにもしてほしい」と話していました。