関東甲信 昼過ぎから非常に激しい雷雨のおそれ 熱中症も注意

上空の寒気の影響で、関東甲信は大気の状態が非常に不安定になり昼過ぎから夜遅くにかけて非常に激しい雷雨となるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。
一方、3日も気温が上がり猛暑日となるところもある見込みで熱中症にも十分注意が必要です。

気象庁によりますと、関東甲信の上空にこの時期としては強い寒気が流れ込む影響で大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
このため、昼過ぎから夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って関東北部で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るほか、関東南部で40ミリ、甲信で30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
4日の朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、関東北部と南部で80ミリ、甲信で60ミリと予想されています。
雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。
一方、3日も各地で気温が上がる見込みで日中の最高気温は、甲府市で36度、長野県飯田市で35度、さいたま市や前橋市で34度、宇都宮市で33度、東京の都心で32度などと予想されています。
山梨県には「熱中症警戒アラート」が発表されていて、熱中症に厳重な警戒が必要です。
そのほかの地域でも引き続き冷房を適切に使用したり、こまめに水分を補給したりするなど十分注意してください。