千葉 長生村議会 辞職勧告受けた副議長 議員辞職願を提出

公用車の中で職員に暴力を振るいけがをさせたとして、略式命令を受けた千葉県長生村の議長と同じ車に乗っていて、事件を防げなかったとして議員の辞職勧告を受けた副議長が29日午前、辞職願を議会に提出したことが議会関係者への取材でわかりました。

長生村では、東間永次議長がことし4月、私的な歓送迎会に出席して公用車で帰宅する途中、車を運転していた女性職員をたたいて軽いけがをさせたとして罰金20万円の略式命令を受け、議会から二度にわたって議員の辞職勧告を受けたほか、同乗していた木嶋晴一副議長も事件を防ぐことができなかったなどとして辞職勧告が決議されています。
木嶋副議長はこれまで議員を続ける意向を示す一方で、副議長職については今月26日、辞表を提出していましたが、議会関係者によりますと29日午前、東間議長に議員の辞職願を提出したということです。
村議会は30日本会議を開き、議員の辞職を認めるか議決することにしています。