ラグビーワールドカップへ 日本の選手たちが千葉 浦安で合宿

ことし9月に開幕するラグビーワールドカップフランス大会に向けて、日本代表と代表候補の選手たちが、12日から千葉県での合宿を本格的にスタートさせました。

世界ランキング10位の日本は、前回、自国開催となったワールドカップで初のベストエイト進出を果たし、今回のフランス大会ではそれを上回るベストフォーを目指しています。
開幕まで3か月を切る中、日本代表と代表候補の選手たちは12日、千葉県浦安市での合宿を本格的にスタートさせました。
この合宿では、ワールドカップに向けた体力やスキルの向上のほか、チームとしての戦術のすり合わせを主な目的としています。
公開初日の12日は日本代表と代表候補の選手40人が参加し、100人近くの報道陣が見守るなか、練習が行われました。
およそ20分間の公開練習では、攻撃と守備にわかれて連係プレーの確認を行い、前回大会でキャプテンを務めたフランカーのリーチ マイケル選手や37歳のベテランのフッカー、堀江翔太選手などが軽快な動きを見せていました。
チームは今後、7月の強化試合やテストマッチに向けて強化を進め、最終的には8月に本大会に臨むメンバーが33人に絞られます。
ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは「素晴らしいスタートを切ることができた。大会に向けて徐々にチームを作り上げていきたい。選手がけがをしないよう準備を進め、ワールドカップにピークを持っていけるようにしたい」と話していました。