JR京葉線 海浜幕張駅東側に新改札口 利用は再来年に

JR東日本千葉支社は京葉線の海浜幕張駅の改札口の混雑緩和や利便性の向上のため、駅の東側に新たな改札口を作る工事を先月、始めました。
利用できるようになるのは再来年、2025年の春の予定です。

JR京葉線の海浜幕張駅は千葉市美浜区と習志野市にまたがる幕張新都心地区の東寄りにあり、周辺には商業施設やオフィス、住宅などが多く立地していますが、改札口は駅の西寄りの1か所しかなく、混雑が目立っていました。
さらに駅の東側ではマンションの建設が進み、今後、人口の増加が見込まれるということです。
このため、JR東日本と千葉市、それに不動産会社などでつくるグループの3者では、駅の東側に新たな改札口を作ることを決め、おととし1月には建設費用およそ18億円を3分の1ずつ負担することなどを定めた基本協定を結び、設計や準備などを経て先月、工事が始まりました。
新しい改札口は駅の最も東寄り、JR蘇我駅方面の高架下に作られ、高架上にあるホームとは階段やエレベーターで結ばれます。
今のところエスカレーターは設置されないということです。
工事はおよそ2年かかる見通しで、利用ができるようになるのは再来年、2025年の春の予定です。
また千葉市では、新しい改札口の利用開始にあわせて近くにバスの発着場を新設し、交通機能の強化や利便性の向上を図りたいとしています。