腸管出血性大腸菌Oー157に感染 4歳女児が重症 松戸

腸管出血性大腸菌Oー157に感染 4歳女児が重症  松戸

松戸市に住む4歳の女の子が腹痛などの症状を訴え、検査の結果、腸管出血性大腸菌のOー157が検出されました。
県が感染経路を調べていますが、女の子は重症だということです。

千葉県によりますと、松戸市に住む4歳の女の子は今月17日に腹痛や下痢などの症状を訴えて、病院を受診したあと入院し、検査の結果、腸管出血性大腸菌のOー157の感染が確認されました。
現在は急性腎不全などを引き起こすHUS=溶血性尿毒症症候群を発症して治療を受けていますが、重症だということです。
県では、感染経路を調べるとともに、手洗いや食品の加熱などを徹底して感染防止に努めるよう呼びかけています。
また、野田市内の小学校で今月16日以降、児童と職員、合わせて67人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、検査の結果、保健所はノロウイルスの集団感染と断定しました。
すべての学年に症状が出た児童がいて、学級閉鎖の措置が取られたクラスもあるということですが、重症者はいないということです。
県は、こうした感染症の予防のため、調理前やトイレなどのあとには手洗いや消毒を徹底するなどの対策を呼びかけています。