野田元首相 次の衆院選 新設の千葉14区から立候補へ

衆議院の小選挙区の「10増10減」をめぐり、選挙区が2つに分割されることになった立憲民主党の野田元総理大臣は、新たにできる千葉14区から立候補することを決めました。

次の衆議院選挙から適用される小選挙区の「10増10減」で、千葉県は小選挙区の数が1つ増えて14選挙区になり、現在、船橋市の大部分からなる千葉4区が東西に2つに分割され、新4区と新14区に再編されます。
これまで千葉4区で当選を続けてきた立憲民主党の野田元総理大臣は、このほど船橋市東部と習志野市全域からなる新しい14区から立候補することを決めました。
船橋市西部と市川市の一部の新しい4区には、新人で、現在、保険会社に勤務する水沼秀幸氏(32)を擁立したいとしています。
16日朝船橋駅前で配ったチラシのなかで野田元総理大臣は、「悶絶しながら考え抜いてきました。ライバル自民党の動きなども含めて総合的に勘案した結果、政治判断しました」と記しました。
一方、自民党は、千葉4区に元衆議院議員の木村哲也氏を千葉14区に新人で一般社団法人代表理事の高橋恭介氏を擁立する方針をすでに決めています。