詐欺警戒情報(2/27)

詐欺警戒情報(2/27)

千葉県警察本部のまとめによりますと、2月18日から24日までに県内で確認された特殊詐欺被害は12件で、被害額は2801万円でした。
被害が多かった地域は浦安市、柏市、流山市、市原市でそれぞれ2件でした。

2月上旬、印西市に住む70代の女性の自宅に警察官を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが偽造され、現金が引き出されています。被害を食い止めるので口座の情報を教えて下さい」と電話がありました。
女性が口座番号を教えると、男は「カードを新しくするので申請番号を教えます。最後に口座の暗証番号4桁をつけて復唱して下さい」と言うのです。
女性は必要な手続きだと勘違いし、暗証番号をつけて復唱してしまいます。
その後、自宅を訪ねてきた警察官を名乗る男にキャッシュカードを渡してしまい、気づいた時には口座から140万円が引き出されていたということです。
詐欺グループは警察を装って犯罪に巻き込まれているなどとあなたの不安をあおってきます。
そして、ことば巧みにあなたの口座や暗証番号を聞き出そうとしてきます。
こうした電話がかかってきたら詐欺だと疑い、すぐに警察に相談してください。