市原 歴史博物館が完成 古墳時代の鉄剣など展示

古墳時代の鉄剣など地元ゆかりの貴重な品々を集めた博物館が千葉県市原市に完成し、16日に報道各社に公開されました。

公開されたのは「市原歴史博物館」で、市原市が3年前からおよそ19億円をかけて整備を進めてきました。
館内は旧石器時代から近現代まで時代ごとに展示スペースが設けられ、市内の遺跡で発掘されたはにわやつぼなどのほか江戸時代の古地図などが展示されています。
このうち、市内の古墳から発掘された長さ70センチ余りの鉄製の剣、「『王賜』銘鉄剣」は刻まれた銘文などから当時の天皇が地域の豪族に贈ったと考えられていて、銘文が入った国産の剣としては国内最古とされています。
また、長さ4メートルもある木製のかじは100年以上前に作られた「五大力船」と呼ばれる運搬船に取り付けられていたもので、国内で唯一、現存する貴重な資料だということです。
博物館の隣には古代の暮らしや土器の発掘作業などを体験できる施設も整備され、いずれも今月20日にオープンすることになっています。
市原歴史博物館の鷹野光行館長は「貴重な展示物を通して市原市が時の中央政権のほかほかの地域などとも交流しながら発展してきた歴史を楽しく学ぶことができると思います」と話しています。