保育所の調理員が同僚にパワハラ 停職の懲戒処分に 松戸市
千葉県松戸市の保育所の調理員が、同僚のミスに対して声を荒げてラップの箱で叩いたとして、松戸市はこの調理員を停職10日の懲戒処分にしました。
処分を受けたのは松戸市の小金北保育所に務める60歳の女性の調理員です。
市によりますと調理員はことし6月、保育所で調理の作業のミスをした57歳の同僚の女性に対して「またやった」と声を荒げ、ラップの入った箱で頭を叩いたということです。
調理員は以前にも、同じ同僚の女性に対して「バカ」と言ったり呼び捨てにしたりして強い口調であたることが、数回、あったということです。
女性は現在も休職中だということです。
松戸市は、こうした行為がパワーハラスメントにあたるとして11日付けで10日間停職の懲戒処分にしました。
市は、保育所の職員を対象にハラスメント防止のための研修などを行い、再発防止に努めるとしています。