津波被害など震災の経験を小学生に語り継ぐ防災教室 旭市

11年前の東日本大震災で津波などの被害を受け、16人が犠牲となった千葉県旭市で、当時中学生だった若者が経験を小学生に語り継ぐ防災教室が開かれました。

旭市では、東日本大震災で高さ7.6メートルの津波が押し寄せるなどして、行方不明と震災関連死を含め16人が犠牲となりました。
当時中学3年生だった若者たちのグループでは、この経験を生かそうと子ども向けの防災ハンドブックを作るなどの活動を続けていて、14日は市内の小学生に当時の経験や防災の大切さを語り継ぐ教室を開きました。
この中でメンバーは、地震の揺れを感じたらまず自分の身を守ることの大切さを訴え、卒業式の予行の際に揺れを感じたという島田咲良さんは「めまいかと思うくらい大きな揺れを感じた。逃げるときもトランポリンの上を走っているような感覚だった」と話していました。
また、避難生活で役立つ知識を身につけてもらおうと、新聞紙を使ったスリッパの作り方も伝え、子どもたちは新聞紙を教わったとおりに折り曲げて、スリッパを作っていました。
グループの代表の大木沙織さんは「子どもたちが真剣に聞いてくれてうれしかった。今後も語り継ぐ活動を続けていきたい」と話していました。
話を聞いた女子児童は「家族からも地震の時は大変だったと聞いたことがありますが、きょうの話を聞いて気をつけようと思いました」と話していました。