成田空港 お盆休みの出国ピーク 3年ぶり行動制限なく
成田空港では11日、お盆休みを海外で過ごす人の出国ラッシュがピークを迎えています。
3年ぶりに行動制限のないお盆休みとなり、空港は多くの旅行客で混み合っています。
成田空港の国際線の出発ロビーでは、午前中から大きなスーツケースを持った家族連れなどが航空会社のカウンターに長い列を作っていました。
成田空港会社によりますと、10日から今月21日までに成田空港から出入国する人はおよそ20万人と、去年の同じ時期のおよそ4.5倍になると見込まれ、出国ラッシュはきょうがピークで、およそ1万200人が出国する見通しだということです。
増加の要因には3年ぶりに行動制限がないことや世界的にも制限の緩和が進んでいることがありますが、それでも、感染の拡大前の2019年と比べると2割程度にとどまっているということです。
成田空港ではハワイ線やグアム線などいわゆるリゾート路線の運航再開が相次いでいて、家族でグアムに行く男性は「3年ぶりの海外旅行です。ずっと行きたかったので再開して良かったです」と話し小学6年生の長女は「小学校最後の夏休みなので、家族でたくさん思い出を作りたい」と話していました。
また友人とグアムに行く女性は「感染対策に気をつけながらショッピングをしたり海でウミガメと泳いだりして楽しんできたいです」と話していました。
成田空港での帰国ラッシュは、今月21日がピークとなる見込みです。