弘南鉄道「金魚ねぷた列車」運行へ 車内に“金魚ねぷた”飾る

青森県弘前市と大鰐町を結ぶ弘南鉄道大鰐線で運行される電車の車内を津軽地方の伝統工芸品、「金魚ねぷた」で飾る作業が行われました。

弘南鉄道では、来月に開催される「弘前ねぷたまつり」など祭りの季節を前に、津軽地方の夏を感じてもらおうと、大鰐線の電車の車内に金魚ねぷたを取り付けて「金魚ねぷた列車」として運行しています。

4日は弘南鉄道や弘前市の職員8人が集まり、2両編成の電車の車内で作業を行いました。

集まった人たちは、直径10センチほどの「金魚ねぷた」およそ350個やLEDライトを網棚や手すりに慎重にくくりつけ、しっかりと光るかどうか確認していました。

「金魚ねぷた列車」は6日から毎日8往復運行され、土日や祝日、まつり期間中は車内のライトアップも行われるため、より幻想的な空間になるということです。

弘南鉄道営業課の五十嵐慶太朗係長は「これから暑くなっていきますが、津軽の夏、弘前の夏を金魚ねぷたを見て感じてもらいたい」と話していました。