自衛官が酒を飲んで運転し警察に検挙 停職3か月の懲戒処分

陸上自衛隊青森駐屯地に所属する22歳の自衛官が、青森市内で酒を飲んで車を運転したとして警察に検挙され、陸上自衛隊はこの自衛官を停職3か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊、青森駐屯地の第5普通科連隊に所属する22歳の陸士長です。

陸上自衛隊によりますとこの陸士長は去年2月25日の午後10時ごろから翌日の午前3時まで基地の外にある飲食店でビールを3杯、緑茶ハイを15杯ほど飲みネットカフェで仮眠したあと青森市内で車を運転していて警察に検挙されたということです。

この陸士長は罰金刑が確定していて、青森駐屯地は1日付けで停職3か月の懲戒処分としました。

陸士長は「ネットカフェで仮眠し、アルコールが抜けたと思った」などと説明し反省しているということで、今後、依願退職する予定だということです。

陸上自衛隊青森駐屯地第5普通科連隊の伊藤裕一一等陸佐は「今後このようなことが起きないよう再指導・再教育を徹底し、信頼回復に全力で傾注します」などとコメントしています。