市民にアメリカ文化を感じてもらう「アメリカンデー」 三沢市

アメリカ軍三沢基地がある三沢市で、市民にアメリカの文化を感じてもらうイベント、「アメリカンデー」が23日開かれました。

このイベントは日米の交流を深めようと、地元の国際交流団体やアメリカ軍三沢基地が例年、この時期に三沢市で開いています。

はじめに基地近くの通りで行われたパレードでは、アメリカで親しまれている大型バイクの「ハーレー・ダビッドソン」などおよそ150台が迫力あるエンジン音を響かせながら行進しました。

それに続いて、アメリカのクラッシックカーや基地で使用されている消防車などの大型車両も行進し、沿道に集まった人たちはドライバーに向かって手を振ったり、普段はなかなか見られない車両を写真に収めたりしてました。

市内に住む13歳の男の子は「ハーレーのバイクが迫力があって、かっこよかった」と話していました。

また、基地のメインゲート近くでは、ホットドッグやハンバーガーなどを販売する屋台およそ30店舗が立ち並び、賑わいをみせていたほか、近くの広場ではアメリカ空軍のロックバンドによる演奏も披露されました。

地元の団体によりますと23日のイベントには市内外からおよそ6万人が来場したということです。

青森市から訪れた30代の男性は「初めて来たが、アメリカの祭りという感じで盛り上がっていてとても楽しかった」と話していました。