自転車の交通事故減らす ヘルメット着用を呼びかけ 青森市

自転車による交通事故を減らしていこうと、青森市のショッピングセンターで警察などが、着用率の低さが課題となっている自転車に乗る際のヘルメットの着用を呼びかけました。

自転車に乗る際のヘルメットの着用は、去年4月から努力義務となっていますが、警察庁によりますと、去年7月の時点で青森県のヘルメット着用率は2.5%と、全国で2番目に低くなっています。

こうした状況を改善するとともに自転車による交通事故を減らそうと15日、青森市のショッピングセンターで青森警察署の署員やボランティアなどおよそ15人が自転車のヘルメット着用を呼びかけました。

参加した人は、買い物客や帰宅途中の生徒などに対してスピードを出さないことや自転車を運転しながらスマホを使用しないことなど自転車を利用する際の注意点が書かれたチラシなどを配っていました。

青森警察署交通課の最上多恵子交通安全対策係長は「地道にこういった活動を通じて自転車ヘルメットの必要性を理解してもらい、自転車事故を減らしていきたい。」と話していました。