コンビニでの特殊詐欺防止 警察が「声掛け支援シート」作成
コンビニエンストアで電子マネーを購入させてだまし取る特殊詐欺の被害を防ごうと、八戸警察署などが詐欺の特徴をまとめたチェックシートを作成しました。
この「声掛け支援シート」は、コンビニの店員による声かけなどで特殊詐欺を未然に防ぐことができた件数が20件と、県内で最も多い八戸警察署が地元の防犯協会などと共同で作成したものです。
25日は、完成したシートが各コンビニの担当者へ贈呈されたあと、早速、シートの使い方が披露されました。
客にふんした防犯協会の男性が電子マネーを購入しようとすると、店員がシートを見せながら、詐欺に巻き込まれていないか声をかけながら使い方を確認していました。
シートの表面には、携帯料金の支払いやパソコンのウイルス除去など特殊詐欺で使われやすい電子マネーの購入目的が書かれています。
さらに裏面には、1つでもこれらの目的に該当する場合は詐欺に巻き込まれているおそれがあるとして、客に購入しないよう注意を呼びかけるメッセージが書かれています。
八戸警察署はこのシートを管内にある128のコンビニに配布して、電子マネーを使った特殊詐欺の被害防止に役立ててもらうことにしています。