「かさなりとまじわり」開催の県立美術館 来館者5000人超

県内5つの施設が連携して初めて開催しているアートフェスティバルで、メインの企画の1つ、「かさなりとまじわり」を開催している青森県立美術館では、開幕以降の来館者が24日、5000人を超えました。

「AOMORIGOKANアートフェス」は、青森県立美術館、青森公立大学国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館の5つの施設が連携して、初めて開催しているもので、それぞれの特徴を生かした展覧会や参加型の企画などを同時開催しています。

メイン企画の1つ、「かさなりとまじわり」を開催している青森県立美術館では今月13日の開幕以降の来館者がきょう5000人を突破して、記念のセレモニーが行われ、5000人目の来館者となった東京・港区の奥泉篤子さんに杉本康雄館長から記念品が贈られました。

奥泉さんは「フェスティバルのことは知りませんでしたが、弘前公園で桜を見た帰りに立ち寄りました。これほどの大自然の中にある美術館はなかなか無いし、青森らしく木を使ったオブジェが印象的で、いろいろ見て楽しみたいです」と話していました。

杉本館長は「弘前の桜を見た帰りに青森を素通りせずに寄ってもらえる流れができていて、予想以上に早く5000人を達成できた」と話していました。

フェスティバルは、ことし9月1日まで開催されます。