「安全・安心まちづくり旬間」 防犯の誓いを新たにする大会

「安全・安心まちづくり旬間」にあわせて、犯罪や事故に巻き込まれないために防犯の誓いを新たにする大会が22日青森市で開かれました。

22日、青森市内のホールには県や県警察本部の関係者のほか、地域の防犯ボランティアなどおよそ120人が集まりました。

はじめに、県内の刑法犯の認知件数が2年連続で増加していることをふまえ、宮下知事は「あらゆる犯罪が自分自身に起こりうるため、自分事として意識してほしい」と述べました。

その後、新入学児童2人に不審者から身を守るための標語が示された文房具などが贈られ、「知らない人にはついていきません」などと宣言して防犯への誓いを新たにしました。

さらに、工藤昭幸生活安全部長が特殊詐欺の最近の手口を紹介する歌を三味線とタンバリンの生演奏で披露して注意を呼びかけ、会場を盛り上げました。

最後に、警備会社や電力会社など県内の事業所が業務用の車で見守りにあたる「子ども110番の車」の出発式が行われ、参加者に見送られて市内のパトロールに向かいました。

「安全・安心まちづくり旬間」は今月30日までで、学校周辺の見守りや特殊詐欺や万引き防止などの広報啓発を強化していくということです。