ねぶたアートのイベント 期間や名称などが決まる

ことし夏に青森市で開催されるアートとしてのねぶたの魅力を発信するイベントの名称についてイベントの実行委員会は「AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024」とすることなどをこのほど決めました。

ねぶたの芸術性を発信するイベントの会場となる青森港の観光施設、「八甲田丸」でこのほど開かれた1回目の実行委員会では、イベントの名称を「AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024」とし、7月末から8月12日の期間で開催することなどを決定しました。

イベントでは「青森ねぶた祭」に参加するねぶた師15人が紙や針金などでつくるねぶたの技法を用いて「波」をテーマに制作するアート作品「NEBUCO」が主な展示となります。

さらに、このNEBUCOの制作風景を撮影した動画作品の上映や、地元で活動するアーティストがNEBUCOをもとに新たな作品をつくって展示する予定です。

葛西崇実行委員長は「ねぶたの技法をアートとしてさらに発展させていくため、地元のデザイナーと一緒に新しい文化芸術の創造につなげていけたらと思っている」と話していました。