5月請求分の電気料金 平均的家庭で543円値上がり

東北電力のことし5月請求分の電気料金は、再生可能エネルギーの普及のために電気料金に上乗せしている賦課金が上昇したことから、使用量が平均的な家庭で前の月より543円値上がりして8036円となります。

東北電力によりますと、5月に請求される、家庭向けのおよそ8割が契約する「規制料金」というプランは、使用量が平均的な家庭で、4月分より543円値上がりして8036円となります。

理由は、再生可能エネルギーの普及のために電気料金に上乗せしている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が上昇したためです。

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は4月まで1キロワットアワーあたり1.4円だったのが、5月からは3.49円とおよそ2.5倍に上がります。

6月以降について東北電力は「燃料の調達価格は、為替の変動や国際情勢などの影響を受けるため分からない」としています。