航空自衛隊三沢基地新司令に着任 藤田輝章空将補が会見で抱負

航空自衛隊三沢基地の新しい司令に着任した藤田輝章空将補が17日、記者会見を開き「隊員一丸となって訓練・任務に精進したい」と抱負を述べました。

藤田輝章空将補は北海道出身の53歳。

東北と北海道を管轄し三沢基地に司令部を置く北部航空方面隊での勤務を経て、沖縄周辺区域の防衛にあたる南西航空方面隊司令部の幕僚長などを歴任し、先月、三沢基地に司令として着任しました。

藤田空将補は17日の記者会見で「およそ20年ぶりに三沢基地で勤務できることを光栄に思う。国民・地域の方々の付託に答えるべく隊員一丸となって訓練・任務に精進していきたい」と抱負を語りました。

また、北朝鮮が弾道ミサイルを繰り返し発射していることなどについて「戦後、最も複雑な安全保障環境にある。動向を注目して平素から訓練を行い、北の空における抑止力を堅持していくことが基地の果たすべき役割だ」と述べました。

このほか、青森で楽しみにしていることについて問われると「青森県は、青森ねぶた祭などのさまざまな祭りがあり、温泉も多いので足を運べるのを楽しみにしている」などと答えていました。